Kaburakko's Diary   ~イギリス大学院編~

純ジャパ女子が、英国の北部の治安のあまりよろしくない町で、大学院留学しながら日々奮闘するおはなし。

Semester2が終わって、いよいよ夏休み…?

 

前回の更新から、かなりまた日にちが開いてしまいました…

さてこの空白の期間に何をやっていたかというと。

Semester2の学期末試験と、就職活動に追われていました。

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かなり長くなりそうなので、今回は学期末試験と卒業論文について。

 

Semester1に引き続き、Semester2でも取らないといけないモジュール(単位)は3つありました!

 

1. Cities in Conflict (コース必修)

2. Gender, Conflict, and Development (選択)

3. Peacekeeping, Peacebuilding, Statebuilding(選択)

 

わたしは↑の3つを選択していましたが、先日その学期末レポートの成績が返ってきて。

スコアがまさかの天国と地獄状態。笑

 

一番よかったのは、Gender, Conflict, and Developmentで。

な、なんと71点…!

 

学科長が「この学科で出しうる最大の点数は80点と考えてもらっていい」と言っていたこともあり、めちゃくちゃ高評価。フィードバックもすごいベタ褒めで、他の人と間違えてないか不安になるレベルでした。笑

 

もともとジェンダー教育が比較的盛んな中高に通っていたこともあって、そういう事柄についてかなり深く考えたり、興味は元々かなりあったのだけれど…。

 

長さは4500wordsくらいで、レポート形式という指定のなかで、トピックとして「日本とペルーで行われた、戦争(紛争)後に行われた強制不妊手術政策」について取り上げて。

ざっくりいうとその二国間では、戦後に、女性の中でもさらに社会的立場的に弱い人たち(日本の場合は伝染性や遺伝性のない特定の疾患の保持者だったり、ペルーの場合は公用語を話せず貧しい先住民)に、強制的に不妊手術を行っていた過去があって。
調べていくと、日本の財団がペルーのその政策に大規模な助成金を提供していたことが明らかになったり、日本とペルーのケーススタディを繋ぐ様々な要因が見つかったことから、女性への不当な差別を基にした政策というのは、時には他の国にその政策が「伝染」することがある、といった概要にまとめました。

 

とまあ、恐ろしく筆がのったこのエッセイはともかくとして…

Peacekeeping, Peacebuilding, Statebuilding のエッセイが、大事故状態の42点。

40点を切ると落第なので、今回は本当ぎりぎりでした…危ない危ない。

 

そして、無事にここまでの全単位を取得したので、あと残すのは修論のみ。

トピックについてずっと悩んでいたけれども、やはり紛争中/後でのジェンダーを主軸にテーマを選んで、ケーススタディも決めて、そこそこ文献も読み込んだので、いよいよ執筆スタートかな…?

 

なんとか8月末までには終わらせて、日本に戻って、花火大会楽しむぞー!笑